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ロハす・ロハさない

ロハす・ロハさないサンプル
「ロハス」―― Lifestyles Of Health And Sustainability

直訳すると、健康と持続可能性の生活スタイル。広くとらえるとつまり、健康や環境問題などに積極的に関わっていこうとする生活スタイルのことをいいます。
この連載は、そんな「ロハス」をという言葉の価値を下げるため、ただひたすら強引に、あらゆるものをロハしてるとかロハしてないとか決めていくものです。
「ロハす」(動詞)という言葉を地味ーに使いつづけ、「ロハス」のなんかお高くとまった感じを可能な限りつぶしていく予定です。この連載を通じて、読者のみなさまにロハすことをおすすめしたりはいたしません。



第1回 「あ」(前篇)
−サンプル−


近頃さかんに耳にする「ロハス」。
何の略がご存じですか。
Lifestyles Of Health And Sustainability
直訳すると、健康と持続可能性の生活スタイル。広くとらえるとつまり、健康や環境問題などに積極的に関わっていこうとする生活スタイルのことをいいます。
この連載は、そんな「ロハス」をもっと世の中に浸透させたい、という目的でスタートしました。というと、とっても明るく清らかで後ろ暗さのない連載のようですね。実際は心底いいかげんな連載です。
たぶんこのサイトの連載の中でもいちばんいいかげんだと思う。
そもそもロハスってのはビジネス用語なんだそうで、「ロハス=いいこと」っていう概念も特にないはずなんですが、もともとの意味まで知らない人の中でも、なんとなく「エコ」とか「ナチュラル志向」とか「地球にやさしい」とか、そのへんとごっちゃになってロハスという言葉だけは広まってしまっています。
実態はともかく、何となくロハスっぽいもの、ロハスっぽくないものはイメージで把握できてしまう気がします。
ちょっと玄米食べてたりするとロハスっぽいな、とか。
名刺に「この名刺は再生紙を使用しています」なんて書いてあると、お、ロハスな会社だな、とか。
ああ、なんかむずがゆいこの感じ。
なんだよ、そのロハスってのはよ。どうせイメージだけじゃねえかよ。
ということで、私はロハスを世に浸透させるのを通りこして、ロハスという言葉の価値を下げるためにひとり立ち上がりました。
ロハスっぽいことをしている人や物には、「お! ロハしてるね!」と言ってやります。ただのイメージだけで、あらゆる物や考えや人をロハしてるかロハしてないか決めていきたいと思います。
そして、「ロハす」(動詞)という言葉を地味ーに使いつづけ、「ロハス」のなんかお高くとまった感じを可能な限りつぶしてやる。
そんなことに意味があるのかないのかよく分かりませんが、とにかく連載は始まりました。ただひたすら強引に、あらゆるものをロハしてるとかロハしてないとか決めていきます。
私はさっきコンビニの弁当を食べたんですが、これはロハしてないです。
でも、今日は一駅分歩いたので、たぶんこの行動はロハしてる。
理由なんて浅い。そういう感じ。


<今日の私のロハす>

携帯電話を変えてしまいました。まだ使えるものを変えてしまうなんて、ロハしていない。
ロハす・ロハさないサンプル

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